【SCP】更に財団を楽しむための5オブジェクトを短文紹介
今までちょこちょことSCPを簡単に解説する記事を書かせていただきましたが、今回は殿堂入りや有名どころを読んでSCPにハマりかけの方におすすめな「これがSCPの面白いところだ!」と個人的に思うオブジェクトを5つご紹介したいと思います。
なるべく簡単に説明しますので、興味を持たれた方は公式をご覧くださいね。
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- *>SCP-1152 アライグマ<*
- *>SCP-2521 ●●|●●●●●|●●|●<*
- *>SCP-2006 おおこわいこわい<*
- *>SCP-1983 先の無い扉<*
- *>SCP-2000 機械仕掛けの神<*
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*>SCP-1152 アライグマ<*
オブジェクトクラスはSafe。
見た目は普通のアライグマですが、ヒトのDNAを持ち体重はなぜか75kgもあります。
そんなSCP-1152、収容サイトを脱出しとある亡くなったエージェントの携帯電話を持ち出しそのエージェントに電話をかけるという意図不明の収容違反を起こしています。
もちろん音声記録にはアライグマの鳴き声しか入っていませんでした。
というオブジェクトなのですが、このSCPの新の面白さは画像と合わせて読むことで発揮されます。
ということで公式をご覧ください。
……どうみても人間の男性が檻に閉じ込められていますよね?
そうなんです、このオブジェクト実は人間なのですがどういうわけか財団世界の人々にはアライグマに見えてしまうというオブジェクトなんです。
きっとこの方は亡くなったと思われているエージェントであり、なんとかして妻と話したくて収容違反を起こしたのでしょう……。
簡潔な説明と画像でゾッとさせるSCPの醍醐味を感じられるオブジェクトです。
*>SCP-2521 ●●|●●●●●|●●|●<*
オブジェクトクラスはKeter。
現在未収容で超危険なオブジェクトです。
体長2m超の触手のような指先を持つ人型オブジェクトで、自在に移動ができるためどんな収容施設も効果がありません。
収容ができないだけでも十分Keterなのですが、このオブジェクトもやっぱり公式を見ていただかないと面白さはわかりません。
ということで公式をご覧ください。
そうなんです、全て画像やアイコンで表現された異色の記事なんです。
どうしてこんな記事なのかというと、このオブジェクトは文字や音声を用いてそのオブジェクトについて説明するとその人もろとも攫ってしまうからなのです。
そのため、画像だけを用いて説明されたSCPとなっています。
このオブジェクト、実はSCP財団の「500文字以下のSCP記事を作成する」というコンテストの出場作品です。
500文字以下どころか1文字も使わずに記事を作成したということで見事優勝を果たしています。
今でも「評価の高い記事」の常連として人気のSCPです。
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*>SCP-2006 おおこわいこわい<*
オブジェクトクラスはKeter。
元は球体の謎のオブジェクトなのですが、今はとあるB級映画に出てくるモンスターの見た目をしています。
どんなモンスターかは公式に画像があるのでご覧ください。
実はこのオブジェクトは人が恐怖を感じたものに姿を変えて人を怖がらせようとするオブジェクトなんです。
姿はどんな形にでも変えられるため、財団職員はあまり怖くないB級ホラー映画を見せてその都度オブジェクトを怖がる演技する形で収容しています。
その素直さと現在の見た目の可愛らしさからSCPファンにはもちろん、財団職員にも
可愛がられているオブジェクトなのですが……。
もし、ひょんなことから本当に"こわいもの"をこのオブジェクトが知ってしまったら?
例えば誰しもにトラウマを与える恐ろしい怪物や虐殺、または世界が終焉するというっ事態そのもの。
人間が本当に怯えているものを理解し、再現してしまったら世界は大変なことになってしまいます。
これがこのオブジェクトのKeterたる所以なんです。
*>SCP-1983 先の無い扉<*
オブジェクトクラスはKeterでしたが現在はNeutralizedと推定されます。
このオブジェクトは内部が異空間となっている家SCP-1983-1とそこから出てくる二足歩行の生き物SCP-1983-2から構成されています。
SCP-1983-2は人間に対して非常に攻撃的で、接触すると未知の手段で心臓だけ抜き取り人間を殺害します。
「祈りを込めた銀の弾丸」でのみ倒せることがわかっていますが非常に危険な存在です。
財団は機動部隊をSCP-1983-1に派遣し、その内部の調査とSCP-1983-2の活動を食い止めようとしたのですが、2度に渡る派遣も虚しく機動部隊は一人も戻ってくることはありませんでした。
そして3度目、財団の使い捨て職員とも言われるDクラス職員一人にカメラを持たせ内部調査をさせます……が、Dクラス職員がSCP-1983-1に侵入した途端カメラの映像は断絶。彼も戻ってきませんでした。
しかしその数時間後、ぴたりとSCP-1983-1の活動が停止しSCP-1983-2も消えてしまったのです。
実はこのSCP-1983-1の内部に1度目に派遣された機動部隊の残したメモが残されており、それを見たDクラス職員が捨て身でSCP-1983-1の活動を止めたのです。
このDクラス職員はもちろん死んでしまったのですが、SCP-1983を無力化した功績を讃えられて勲章を贈られています。
メモの詳細は公式を見ていただければと思いますが、このメモに残された最後の一文。
「幸運を。死にゆく者より敬礼を。(Good luck. Morituri te salutant.)」
これがエモくて非常に大好きなSCPです。
Dクラス職員は死刑囚を採用した職員で、基本的にはSCPの実験や調査で使われ命を落とすことが多い職員たちです。
そんな使い捨て職員と揶揄される彼が財団の、世界のために身を投じるということで感動的なSCPと話題です。
*>SCP-2000 機械仕掛けの神<*
オブジェクトクラスはThaumiel。
イエローストーン国立公園の地下に建てられた施設なのですが、ここにアクセスできるのはごく一部の財団職員のみです。
セキュリティは他のオブジェクトに追随を許さないほどガチガチです。財団職員にすらカバーストーリーを付与するほどに。
さて、ここまで極秘とされているこのオブジェクトは何かというとなんと「世界を再構築できる装置」なのです。
財団世界には危険なアノマリーで溢れています。収容されているオブジェクトの中にもちょっと収容違反したら世界終焉待ったなしや、もうすでに手遅れなものもあります。
そういった世界終焉のシナリオを財団世界では「K-クラスシナリオ」などと呼んでいるのですが、そのような場合に稼働するのがこのSCP-2000です。
どのように世界の再構築するのかはぜひ公式を見ていただきたいのですが、SCP-2000を稼働すると人類・文明・精神すべてを元通りにリセットすることができます。
そしてなんとこのオブジェクト、少なくとも過去に2回は起動された記録があります。
しかし残念ながらこのSCP-2000、現在は器具の不調により機能停止状態にあります。
一応2020年1月には復旧予定なのですが……。
メタタイトル「機械仕掛けの神(Deus Ex Machina)」というメタタイトル通り財団の最終兵器とも呼べる強力なオブジェクトです。
2回は使われている、というのが怖いですよね。
ぜひ財団向けカバーストーリーである「SCP-1422 イエローストーンの怪」、この記事の元となったと推察されているTale「マリアナ海溝から回収された文書」と合わせてご覧ください。
以上、5つのSCPをご紹介させていただきました。
どのSCPも一見難しそうに見えますがその内容を理解するととてもおもしろいですよね。
おすすめのSCPはまだまだあるので、また機会がありましたらご紹介していこうと思います。
アイキャッチ:🎄Merry Christmas 🎄によるPixabayからの画像
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