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現役大学図書館司書の仕事と日常について。

【読了記録】「あなたの脳のしつけ方」感想

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 最近、「自分って本当にうまく生きられているのかな?」「私は今正しい道を歩んでいるのだろうか?」「もっと良く生きたい!」と思うようになり仕事の合間にあまり読むことがなかった自己啓発本を少し読み始めています。

 

あまり洗脳的でなくて自分のことがよりよく分かる本を探していたのですが、今回ご紹介する中野信子さんの「あなたの脳のしつけ方」が私にとってとてもピッタリきたんです。

 

*>内容<*

仕事、恋愛、人間関係…うまくいかない原因はズバリ「脳」にあります。「脳」は意外と単純にできています。こう刺激すれば、こう反応するというお決まりのパターンがあります。まるで筋肉を動かすかのように、脳をうまくしつけて思いどおりに働かせれば、仕事はバリバリ、異性にモテモテ、人生はキラキラ…となること間違いなし。本書は、「脳」にうまく働いてもらうことで、仕事・プライベートをうまく展開する術を、大人気脳科学者が大公開する一冊!

引用:青春出版社HP

著者である中野信子さんは「有吉ゼミ」や「ホンマでっか!?TV」などにも出演したことがあるという有名な先生です。

 

大まかな章立ては以下の通り。

1.集中力のしつけ方
2.記憶力のしつけ方
3.判断力のしつけ方
4.モテ力のしつけ方
5.アイデア力のしつけ方
6.努力のしつけ方
7.強運力のしつけ方
8.愛情力のしつけ方

 

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*>感想<*

「実験脳科学」の本、と謳っていることもありちょっと難しい内容なのかと覚悟して読んでみたのですが、思っていたよりもずっと分かりやすくさっと読める本でした。

かといってただ簡単な言葉を並べているだけではなく、「この思考は脳のこういう部分が働いているんだよ」という専門用語もあり説得力があります。(専門用語は全然覚えられませんでしたが……)

 自分がとくに意識せずに行動していることが実は自然と脳が決定していたり、と読んでいて思わず納得することの連続です。

 

ここで一つ実践してみようと思ったことを一つ。

「集中力のしつけ方」の章にあったのですが、作業を中断する時についつい「キリのいいところまで」進めてから中断しますよね。

私も仕事もプライベートも必ず「ここまでやろう」と決めてから中断しています。

しかしすぐ次の作業に取り掛かるためにはあえてキリの悪いところでやめるというのが良いそうです。

キリが悪いところで手を止めると他のことをしていても作業のことが頭のどこかで気になってしまう。こうしたスリープ状態を作ることで次回の取っ掛かりを素早くすることができるんだそうです。

 

確かに達成していない目標があるとモヤモヤして、早く終わらせたくなりますよね。

そのモヤモヤの間に新しい展開を考えたりアイデアが浮かんだりするのでこれはぜひ実践してみたくなりました。

 

この本にはこういったちょっと考え方ややり方を変えてみることでより良い結果を生み出すことができるノウハウがいっぱい詰まっています。

どれも簡単に実践できることなので、自分に足りないと思うところからとりあえず始められる1冊です。

 

 

*>自分が"どう頑張れるのか"を知る<*

私はとってもめんどくさがりで、「頑張ろう!」と思ってもすぐに理由をつけてお休みしたがってしまう性格です。

自分で理由をつけて休む割にあとになってそんな怠け者の自分に自己嫌悪してしまう……。

そんなことが度々あるんですよね。

今回「あなたの脳のしつけ方」を読んで、自分の脳がどう働いていてこういう思考になるのかをなんとなく分かった気がします。

完全に自分の気持ちをコントロールするのは難しいですが、辛いときはちょっと考え方を変えて気持ちを前に持っていけるようになりたいと思います。

 

自分の弱さの理由が知りたい方、もっとステップアップしたい方におすすめの本です。

ぜひご一読を。

 

アイキャッチぱくたそ

 

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