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【ネタバレあらすじ付】「ヘレディタリー 継承」を見ました

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 今回はかねてからやりたかった映画のネタバレ感想記事を書いていきたいと思います。

記念すべき初回は、最近見た映画ですごく良かったアリ・アスター監督の「ヘレディタリー 継承」です。

 

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*>「ヘレディタリー 継承」あらすじと概要<*

グラハム家の祖母・エレンが亡くなった。娘のアニーは夫・スティーブン、高校生の息子・ピーター、そして人付き合いが苦手な娘・チャーリーと共に家族を亡くした哀しみを乗り越えようとする。自分たちがエレンから忌まわしい“何か”を受け継いでいたことに気づかぬまま・・・。

やがて奇妙な出来事がグラハム家に頻発。不思議な光が部屋を走る、誰かの話し声がする、暗闇に誰かの気配がする・・・。祖母に溺愛されていたチャーリーは、彼女が遺した“何か”を感じているのか、不気味な表情で虚空を見つめ、次第に異常な行動を取り始める。まるで狂ったかのように・・・。

そして最悪な出来事が起こり、一家は修復不能なまでに崩壊。そして想像を絶する恐怖が一家を襲う。
“受け継いだら死ぬ” 祖母が家族に遺したものは一体何なのか?

 公式HPより

 

監督/脚本:アリ・アスター

主演:トニ・コレット

公開年:2018年

 

監督のアリ・アスターは今作が初長編映画となっています。

 

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*>ざっくりネタバレあらすじ<* 

 「ヘレディタリー 継承」のあらすじを簡単にご紹介します。

結末まで書いてしまっているので、ネタバレにご注意くださいね。

1.エレンの葬儀

 主人公アニーの母親、エレンの葬儀から物語はスタートします。

エレンはアニーとは折り合いが悪く、家族に近寄らないように言われていたため長男であるピーターはエレンへの思い入れはほとんどありません。

エレンの葬儀から数日後、ピーターの妹チャーリーに異変が生じ始めます。

奇妙な絵を書いたり、鳥の首をハサミで切るなどの奇行が目立つようになったのです。

 

2.チャーリーの死

そんな中、ピーターが大学の友人のホームパーティに出かけると言います。アニーはチャーリーも一緒に連れて行くことを条件に車を貸します。

ピーターは渋々チャーリーを連れていきますが、友人とドラッグをするためチャーリーから目を離しているうちにアレルギーであるナッツを口にしてしまいました。

ピーターは慌てて病院へ車を走らせますが、外の空気を吸おうと窓から首を出した瞬間に急ハンドルを切ったせいでチャーリーの首が電柱に巻き込まれて千切れてしまいます。

 

3.降霊術

最愛の娘を失い悲しみに暮れるアニーでしたが、ジョーンという女性に出会います。

ジョーンは孫を亡くしており、降霊術で孫と会話することができたとアニーに話しました。アニーは半信半疑でしたが、実際に降霊術を目の当たりにしすぐさまチャーリーを呼び出そうと実行します。

夫スティーブとペーターは反対しますがアニーに押され渋々付き合い、降霊術を行います。

降霊術は中断してしまいましたが、たしかに呼びかけに対して物が動いたのでアニーはチャーリーと会話ができたと喜びます。

 

4.悪魔の誕生

 しかし実はジョーンはエレンと同じくパイモンという悪魔の崇拝者でした。

パイモンはエレンによりチャーリーに取り憑いたのですが、チャーリーは女子であったためチャーリーを殺し、ピーターにパイモンを移すことを画策していたのです。

一方アニーは真実に気づきスティーブに呼びかけますが、度々不安定になるアニーの言動にスティーブは信用ができません。そこでアニーはチャーリーの降霊術に使った手帳を燃やしますが、なぜかスティーブが燃え死んでしまいました。

夜、眠っていたピーターは焼死した父親の姿を発見し、亡くなったはずのエレンに襲われます。逃げ込んだ屋根裏部屋ではアニーが目の前で自ら糸鋸で首を切っていました。

ピーターは完全に悪魔に取り憑かれ、庭のツリーハウスでは裸のペイモン崇拝者によって儀式が整っています。最後にピーターに王冠が捧げられ、悪魔の誕生が祝福されるのでした。

 

*>文字や言葉では伝わらない恐怖感<*

以上のあらすじだけを読んでみると「ああ、エクソシストみたいな悪魔系ホラーか 」とお思いになるかもしれませんが、これが「直近50年のホラー映画の最高傑作」「平成最恐のホラー映画」と言われる所以は映像・音・雰囲気にあります。

ホラー映画でよくある大きな音でビックリさせたりおどろおどろしいクリーチャーが出てくるわけではありませんが、とにかくじんわり嫌な気持ちにさせてくる映画です。

 

また、主演のトニ・コレットを始めとした俳優陣の演技も凄まじいです。個人的に一番怖いのはチャーリーでした。何を考えているかわからない表情も怖いのですが、たびたび発せられる舌を鳴らすクリッカー音が恐怖を煽ります。

これはチャーリーが死んでからもたびたび聞こえるのですが、そのたびに体が凍りつくような気持ちになります。

 

バンバン驚かせてくるホラー映画ではないので、インパクトやドキドキ感は少ないのですが、じっとりとした不快感と奥底から湧き上がってくるような恐怖感はすごいです。

しかし私はびっくり系ホラーが怖いタイプなので、今作に関しては怖さで言えばそこまで、という印象を受けました。

 

ホラー映画の新たな名作の仲間入りを果たしたと言っても過言ではない作品ですので、ホラー好きはぜひともチェックしていただきたい映画です。

 

*>「ヘレディタリー 継承」を見るなら?<*

「ヘレディタリー 継承」は以下のオンデマンドサービスで視聴可能です。

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アイキャッチStefan KellerによるPixabayからの画像

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