【SCP】殿堂入りコレクションを短文で解説-2
今回のSCP記事は前回の続きで殿堂入りコレクションを短く説明していきたいと思います。
殿堂入りコレクションはどれもSCP財団の世界観を知りやすいものとなっているので、SCP初心者の方にはぜひ読んでほしいです。
今回は第2弾で、以下の5つのSCPを紹介します。
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*>SCP-231 特別職員要件<*
オブジェクトクラスはKeter。
SCP-231はSCP-231-1からSCP-231-7の7人の女性です。しかし現在生存しているのがSCP-231-7の一人であることから、基本的にはSCP-231-7のことを指します。
彼女は妊娠しており、この出産を防ぐことが収容のポイントとなっています。
そのためにDクラス職員がSCP-231-7に対して「処置110-モントーク」を定期的に施して出産を先延ばしにしています。
この「処置110-モントーク」というのがこのSCPの肝なのですが、どんな行為であるかは説明されていません。しかし「SCP-231-7の悲鳴が痛ましい」「思わず担当しているDクラス職員が連れて逃げてしまいたくなる」という文面からかなり過激な処置であることがわかります。
彼女から何が生まれるのか、処置110-モントークとは何なのか、謎な点が多いですがとにかく不安を煽るSCPであることは間違いないです。
こうして詳細をあえて語らないことである程度読者に解釈を委ねるSCPも多く存在します。
*>SCP-239 ちいさな魔女<*
オブジェクトクラスはKeter。
SCP-239は小さな女の子です。しかし自分の思ったとおりに現実を捻じ曲げる「現実改変能力」を持っています。
まだ幼いため財団職員が彼女を「魔女」と言い聞かせて能力の発動を制限できていますが、今後成長して自分の能力に気付いた場合かなり危険なことになることは間違いありません。
しかし現在はとある事件により昏睡状態にさせられています。
この「とある事件」というのがSCPの公式二次創作Taleにて読むことができます。
SCPにはTaleと呼ばれるサイドストーリー的な読み物も多くあり、説明書であるSCPの世界を補完しています。
しかしあくまでも二次創作なので解釈は読者に委ねられますが、機会があればぜひ読んでみてくださいね。
*>SCP-343 "神"<*
SCP-343は一見普通の男性ですが、どうやら全知全能のようです。
SCPを読んできた方はわかるかと思いますが、この報告書はどこかおかしいです。
収容不能なのにオブジェクトクラスがSafeだったり、大した実験もなしに全知全能認定したり、彼の望むものはなんでも支給してあげたり。
実はこのSCP-343、認識改変能力者なのです。
担当職員がSCP-343の影響を受けてこのような雑な収容報告書にしてしまったというわけです。
異変に気付いた某博士は存在を抹消され、そのわずかな痕跡しか見ることができません。
SCPには職員がすでにその影響を受けて報告書を作成しているという設定のものが多くあります。報告書のウラに隠された恐ろしさを発見するのもSCPの面白いところですね。
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*>SCP-500 万能薬<*
オブジェクトクラスはSafe。
赤い錠剤で、服用すればどんな不治の病でもたちどころに完治させてしまう薬です。しかも副作用や服用によるデメリットは一切なし。
まさにメタタイトル通りの"万能薬"です。
しかしこれを新しく補充する方法は確率されていません。とある「あらゆるものを複製できる」SCPにSCP-500をテストしたところ、生成されたものは本来のSCP-500の30%ほどの治癒確率となってしまいました。
そんな貴重な錠剤なのにDクラス職員が二日酔いを治すために持ち出してしまったりといろいろあって現在は47錠を残すのみとなっています。
SCPは危険だったり怖いものばかりではなく、こうした有用なもの、役に立つものも数多く存在します。
また、オブジェクトの性質もわかりやすく、他のSCPとクロステストも多くされているのでまさにSCPの入門といえる報告書です。
*>SCP-682 不死身の爬虫類<*
オブジェクトクラスはKeter。
数多くあるSCPの中でも屈指の知名度を誇るSCPです。
あらゆるものに対して憎悪を持った爬虫類で、どんな攻撃もその耐性を即座に得て無力化します。
SCP財団が収容しているSCiPの中でもダントツの防御力を誇るため、SCP-076(アベル)と同様に「これよりも防御力が高いSCPを作ってはいけない」という一つのボーダーラインとなっています。
確保・収容・保護を謳うSCP財団にしては珍しく終了命令が出ているSCiPでもあります。
その凶悪な性質と見た目から「クソトカゲ」という愛称で呼ばれることが多いです。
最近地味に画像が変更されました。
以上、今回は5つのSCPを紹介いたしました。
あと4つほど残っておりますのでそれはまた後日ご紹介させていただきます。
意外と短文で解説するのは難しいですね。
元記事はこちら
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アイキャッチ:Lorri LangによるPixabayからの画像
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