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【SCP】有名どころを厳選して簡単に紹介

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前回の「殿堂入りコレクションを短文で紹介」が意外と好評でありがたいです。

しかし殿堂入りコレクション以外でも有名なSCP、人気のSCPはまだまだあります。

 

ということで今回は私の独断と偏見で初心者の方でも読みやすくてSCPの楽しさ、怖さが伝わるような報告書を5つ厳選してみました。

 

関連記事はこちら

【SCP】オブジェクトクラスについて簡単に解説 - Cerasus-floris

 

 

お気に入りが見つかる楽天市場に寄り道してみませんか?

 

*>SCP-096 シャイガイ<*

オブジェクトクラスはEuclid

人型の生物ではありますが、体毛は生えておらず身長と手足がとても長い生物です。

 

このオブジェクトは「自分の姿を直接・写真・映像などで見た者を全力で殺しに来る」という異常性を持っているため、メタタイトルがシャイガイとなっています。

彼の顔を書いたスケッチなら大丈夫のようで、Dクラス職員を使ってスケッチさせた記録が残っています。

 

彼はこちらが「見た」と認識していなくても少しでも網膜に映ったり、4ピクセルだけ姿が写った写真を見るだけでも襲いかかってくる危険な存在のため、終了計画が予定されています。

報告書にはSCP-096をどうしても終了させたかったとある博士の起こした一つの事件が記されています。

 

「顔を見たら殺される」という非常にわかりやすい異常性とメタタイトルから、SCPファンなら誰もが知るオブジェクトだと言えます。

 

元記事を読む↓

SCP-096 - SCP財団

 

*>SCP-106 オールドマン<*

オブジェクトクラスはKeter

見た目はおじいさんのような人型ですが、ところどころ腐敗している箇所が見られます。

 

彼は「ポケットディメンション」と呼ばれる異常空間を行き来することができ、たびたびそこに人を連れ込もうとします。

SCP-106に触れてしまった人間は約6時間に渡って腐敗していき、最終的には死に至ります。

動きは遅く光が苦手という特質からなんとか収容は出来ているものの、幾度となく収容違反を繰り返すため収容方法が何度も変更されているのがポイントです。

 

また、収容違反の際はDクラス職員などの人間を囮にして確保するという方法もSCP財団らしい冷酷さが表れています。

 

元記事にはSCP-106の画像とSCP-106に一時的に連れ込まれたが解放された職員の画像が貼られていますが、なかなかショッキングなものとなっています

特に後者の画像は現在は差し替えられていますが硫酸を用いた殺人事件の被害者の画像だったそうです。消されているものの検索でうっかり出てしまうことがあるようなので苦手な方はご注意ください。

 

元記事を読む※画像閲覧注意

SCP-106 - SCP財団

 

*>SCP-1048 ビルダー・ベア<*

オブジェクトクラスはSafeKeter。

自発的に動き回ることができるクマのぬいぐるみです。手先が器用で材料を渡せば自分と同じようなテディベアを作ることができます。

ダンスしたりジャンプしたり可愛らしい動きをして職員を和ませることができるため、サイト内を自由に歩けるようになっています。

 

しかし、オブジェクトクラスを見てもらえば分かるように、このクマのぬいぐるみは実は恐ろしい異常性を持っていたのです。

確保からおよそ7ヶ月後、SCP-1048が自身の作ったもう1体のクマと彷徨っているところを目撃されました。おぞましいことにその作られたクマは人間の耳のみで作成されていたのです。

 

しかもこの耳でできたクマが金切り声を上げると、周りにいた職員は死んでしまったのです。

なんとか鎮圧したものの、SCP-1048はこのあとにも胎児でできたクマ金属片でできたクマを作成し財団に甚大な被害を及ぼし、なおも行方不明となっています。

 

一見可愛らしいSafeオブジェクトが突如危険極まりないKeterクラスに引き上げになったことと、SCP-1048が作り上げたクマの異常さから「キチクマ」の愛称で有名です。

 

元記事を読む↓

SCP-1048 - SCP財団

 

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*>SCP-8900-EX 青い、青い空<*

オブジェクトクラスはKeterでしたが現在はExplaind(収容の必要なし)。

ちょっぴり特殊なオブジェクト故に説明が難しく、様々な解釈が飛び交っているSCPです。

簡単に言うと永続的に視覚に影響を与え続ける現象系のオブジェクトです。

 

かつて私たちは今見える景色とは異なる「色」を認識していました。

SCP-8900はその色の見え方を全く違う色へと変えてしまいました。この現象を封じ込めることは出来ず、1935年のカラー写真技術がその現象を爆発的に拡散してしまったのです。

拡散の進度に手が負えなくなった財団は最終手段として「アンニュイ・プロトコル」を実行します。このプロトコルは全世界に記憶処理剤を散布し「世界は元々この色」であったことを全人類に記憶させたのです。

 

こうして空は青くなり、このSCP-8900はExplaindとなったというのがこの報告書でした。

SCPはもちろんフィクションなのですが、私たちの見ている空ってもしかしてSCP-8900に書き換えられた色なのかな……と思ってしまう非常に人気のSCPです。

 

元記事を読む↓

SCP-8900-EX - SCP財団

 

*>SCP-CN-994 みつけたよ<*

こちらは中国支部の記事ですが非常に知名度と人気が高いのでご紹介します。

オブジェクトクラスはEuclid。

サイト-CN-34で発生するとあるイベントです。

このイベントが発生すると室内の扉が開かなくなり、壁や天井から無数の眼球が表れます。外側から強引に扉を開けることは可能で、その時点でイベントは終了します。

 

というのがこのSCPの概要なのですが、本当に怖いのは記事そのものなんです。

中国支部の元記事は削除されてしまっているのですが、翻訳記事は残っているのでまだ閲覧は可能です。

記事にアクセスすると[SCP-CN-994]を展開するというボタンがあり、それをクリックすることで記事の内容を読むことができます。

それを読んでいると、「みつかって」しまうんです。

 

どういうことかはぜひ元記事でご覧ください。↓↓

(スマホから閲覧されるかたは発動までに時間がかかるようです。) 

 SCP-CN-994(記録用:我看见你了/みつけたよ) - SCP財団

 

以上5つのSCPをご紹介しました。

まだまだ好きなSCPはあるので、機会があればどんどんご紹介していきたいと思います。

 

scp-jp.wikidot.com

 

 

アイキャッチAshish BogawatによるPixabayからの画像

 

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