「イケメン源氏伝 あやかし恋えにし」をまったりレビュー
もともと私はゲームが好きで昔からテレビゲームPCゲームスマホアプリと雑多にプレイしているのですが、高校時代にネオロマンスを友人に貸してもらって恋愛ゲームにドハマリした経験もあったりします。
今回はそんな私が現在プレイしているアプリ、「イケメン源氏伝 あやかし恋えにし」をレビューしていきたいと思います。
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*>イケメン源氏伝 あやかし恋えにし とは<*
CYBIRDが提供する恋愛シュミレーションアプリの"イケメンシリーズ"7周年記念作として2019年8月20日リリースしたスマートフォンアプリです。
ジャンルは恋愛シュミレーションゲーム、基本料金は無料ですが、一部アイテム課金があります。
あらすじ(公式サイトより)
――時は鎌倉時代、1192年。
征夷大将軍、源頼朝に滅ばされたはずの弟、源義経は、あやかしの力を得て生きていた。ある日、薬師であるあなたは傷ついた妖狐を助けた直後、頼朝と義経の戦いに巻きこまれてしまい・・・
お前の魂は美しい。よって、この俺と契ることを許そう何と、助けた狐は妖狐だった・・・!
彼に取り憑かれ、不思議な力で危機を脱したあなた。
その力のせいで、頼朝率いる幕府から協力を求められ、義経率いる反乱軍と戦うことになり・・・狐憑き――お前は今日から俺のものだ
源氏兄弟を中心に沸き起こる戦乱の中であなたは、狂おしくも鮮やかな恋に落ちていく――
平家物語や源平合戦でおなじみの源頼朝・義経兄弟や武蔵坊弁慶などが攻略対象となっている歴史モノの恋愛ゲームですね。
ただ時代が1192年ということから、鎌倉幕府は成立後で本来ならば奥州平泉で討たれた源義経がまだ生きていて、兄頼朝への復讐を企てる……というところがちょっと他の源平合戦モチーフのゲームとは違って良いのかもしれませんね。
さらに玉藻や鞍馬といったあやかしが混在し、主人公も狐憑きの力を得ることからファンタジー要素が追加されます。
*>出演声優<*
キャラクターとその声優はこのようになっております。
以下は2020年12月追加
パッと見、声優がめちゃくちゃ豪華です。
私も実はそうなのですが、声優に惹かれて始めた人も多いのではないでしょうか。
2020年12月現在、ストーリーが配信されているのは源頼朝・平重衡・玉藻・源義経・武蔵坊弁慶・那須与一・鞍馬です。
本編の配信スピードはかなり遅いので、現在配信されていない人を攻略したい人はまだ辛抱強く待つ必要があります。
また、声優さんを目的に始めるのはあまりおすすめしません。理由は後述します。
*>ゲームシステム*<
基本的にはメインストーリーを読みすすめていき、たまに出る選択肢を選んでいく仕様になっています。
5チャプター1話でエンディング含め全部で27話ほどあり、1日に無料で読めるのは5チャプター、つまり1話分です。
したがって無料でエンディングまで行くには約1ヶ月ほどかかる計算になりますが、ログインボーナスやイベントでストーリーが読めるアイテムがもらえるので、体感では20日前後でエンディングにたどり着ける感じです。
ただし、途中で"恋の試練"という親密度が一定値以上に達している/指定のアバターを着用しているというチェックが入りますので、このチェックがクリアできていないとその先は進行不可です。
こちらも毎日ログイン+おでかけをしていればこいんも親密度もそれなりにたまりますので、無課金でも全然問題ありません。
エンディングが2種類あり、1つのエンディングを見たらまた始めからになってしまうのでエンディングをコンプリートするには2週する必要があります。
1話ごとの選択肢はエンディング分岐に関わるようですが、普通に進めていればどちらのエンディングも選択可能なので、個人的にはあってないようなものだと思っています。
おでかけシステム
一定時間で"体力"が溜まるのでその体力を使っておでかけをします。
セットしたカードのキャラクターとおでかけしますが、そのカードのレアリティや合成値によって魅力度が異なり、魅力度が高いほど親密度が多く手に入ります。
おでかけとはいいますが、ただのタップ作業です。
着替えシステム
ガチャやイベント・本編などで手に入るアバターアイテムを着せ替えることができます。
アバターアイテムが豪華なほど魅力度が高く、魅力度が高ければおでかけの時に愛情度が増えやすくなります。
自分のアバターだけでなく攻略対象のアバターも着せ替えることができます。
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*>ガチャについて<*
チュートリアル終了後に、カードガチャを1回引くことができます。
こちらのガチャは☆5(最高レア)確定で、お目当ての相手が出るまで何度も引き直すことができます。つまりリセマラ不要です。
しかし通常のガチャはかなり☆5カードが出にくいイメージです。私の運が悪いだけかもしれませんが、ガチャ産の☆5カードは2枚しか持っていません。
また、カードガチャとは別にアバターアイテムのガチャもあります。
どちらもログインボーナスやイベントでもらえる"真珠"(いわゆる石)か"がちゃ札"で引くことができます。
ちなみに、イベントごとに期間限定のガチャがリリースされ、そのガチャで出る特定のカードやアバターがイベントを少し有利にしてくれます。
また、キャラの誕生日付近にはそのキャラのピックアップガチャがリリースされます。
*>イベントについて<*
イケメン源氏伝のイベントは現在大きく分けて「本編応援イベント」と「ストーリーイベント」の2種類が交互に開催されています。
どちらにも獲得ポイント数のランキングがあり、ランキング上位者にはレアなアバターがもらえますがさすがに無課金ではランキング上位は狙えません。
ランキング報酬とは別にイベント開始から指定の日時までに特定のポイントに達すると早期クリア特典としてレアなアバターやレアなカードがもらえます。
こちらも無課金では到底間に合いませんが、ログインボーナスやイベントでもらえる石やアイテムをかなり貯め込んでおけば不可能というわけでもなさそうです。
最近では復刻イベントもたびたび行われるようになったので、アプリを始める前のイベントも楽しめるようになっています。
本編応援イベント
本編であるストーリーを読んだり、恋の試練をクリアすることによってポイントがたまり、集まったポイントに応じてアイテムやアバターがもらえます。
本編が読めるアイテムを貯めておいて、この機会に読みすすめると一石二鳥です。
ストーリーイベント
本編とは別に毎回3・4キャラ分のストーリーが配信され、それを読むために"恋めぐり"で愛情度を稼ぎます。
システムは上述の「おでかけシステム」と全く一緒ですが、愛情度はイベントのたびにリセットされます。
ストーリーイベントには各キャラごとに"スイートED”と"プレミアムED"があり、プレミアムの方が愛情度が多く必要な代わりに甘めのストーリーとなっています。
さらにEDを迎えると"エピローグ"を真珠で購入可能になります。
エピローグはちょっとオトナなものになっており、イベント終了後も何度も読むことができます。
*>個人的感想<*
レビューなどを見ると「1日5チャプターなんて少なすぎる!」だとか「立ち絵が爬虫類顔で気持ち悪い!」などという声がありましたが、個人的には気になりません。
カードの絵も素敵だし、キャラクターもそれぞれ魅力があるように思います。
立ち絵の修正も度々されているようです。
ストーリーに関しては可もなく不可もなく、といったところでしょうか……。
「主人公の頭がお花畑」「都合良すぎ」などレビューで言われていることははまぁよくあることなのかな、と。
個人的には前向きで愛嬌があってこれくらいがさらっと読めるのかなーと思います。感情移入ができるかというと難しいですが。
よくある源平の戦いではなく「頼朝と義経」という兄弟間の争いにストーリーを置いたのは好きです。
あやかし要素はストーリー終盤でしか持ち上げられないのであまり出番がない印象でした。
残念な点で言えば、やはりボイスが圧倒的に少ないことでしょうか。
私自身弁慶役の関智一さんに惹かれてダウンロードしたこともあり、かなりボイス入りのセリフに期待していたところだったのですが、本編にボイスは殆どありません。
まぁ無料で読める分は仕方ないのかな……と思いましたが、ストーリーイベントの石で購入するエピローグなどもボイスなし。
全くボイスがないというわけではないのですが、もう少しあったって良いんじゃないかなぁと思います。
せっかく素敵な声優さんばかりを使われているのに、とても勿体ないです。
しかしありがたいことに、2020年12月の鞍馬のストーリーからストーリーの中にもボイスのあるセリフが追加されました。
ストーリー内のボイスはまだ鞍馬しか実装されていませんが、公式によると配信済みのキャラにも順次ボイスを実装予定だそうです。
「遙かなる時空の中で3」にドハマリしていた私としては、「えっ九郎さんが弁慶でリズ先生が義経で将臣くんが……わー!!」と大興奮してダウンロードしたのですが、ボイスが少ないのでそんなことは気にならなくなってしまいました。
まぁ同じ関さんでもやっぱり九郎さんの関さんが一番好きなのかも、という当たり前のことに気付けたので、そこは別ゲームとして切り離して今は純粋に楽しんでいます。
本編イベントもかなりコンスタントに開催されていますし、他のイケメンシリーズを知らない私からすれば運営さんかなり頑張っているのかなーという印象はあるので、これからもちまちま進めて行きたいと思います。
ちなみに最初は弁慶推しでスタートした私ですが、すっかり与一さんに浮気してしまっておりますw
晴れて与一さんの本編が配信されて楽しむことができたので実はこのゲームに悔いは無いのですが、他にも気になるキャラクターもいますし飽きるまではまったり楽しんでいこうかと思っています。
以上、「イケメン源氏伝 あやかし恋えにし」の超個人的レビューでした。
ご参考になれば幸いです。
**オススメ本 「源義経/五味 文彦著」
「判官ひいき」という言葉をご存知でしょうか。
源義経の壮絶な人生から生まれたこの言葉の成り立ちや彼の生い立ち、戦術などを文書・記録・物語類を用いてコンパクトに解説されています。」
義経好きには必読とも言える本ですのでぜひご一読を。