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スティーブン・キングの原作小説10選(その2)  フランク・ダラボンとのタッグがすごい!

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 今回は前回の記事に引き続き、「ホラーの帝王」スティーブン・キングの映画化された原作小説10選をご紹介していきたいと思います。

 

こちらの記事はPart2となっていますので、後半の5作品の紹介となります。

5作中3作の映画の監督がフランク・ダラボンということで、スティーブン・キングフランク・ダラボンのタッグがいかに素晴らしいか分かってもらえるかと思います。

 

関連記事はこちら

スティーブン・キングの原作小説10選(その1) 名作揃い! - Cerasus-floris

 

 

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*>映画化されたスティーブン・キングの原作小説10選<*

 

上記5作品については前記事にてご紹介していますので、そちらをご覧ください。

スティーブン・キングの原作小説10選(その1) 名作揃い! - Cerasus-floris

 

IT

1986年に発表された長編小説です。

メイン州デリーを舞台に人間の弱さにつけ込む不気味なピエロ、"ペニー・ワイズ"に翻弄される町民の恐怖と戦いの物語です。

 

1990年に映画化され、あまりの恐ろしさにこの映画をきっかけにピエロ恐怖症になる人が続出したのだとか。

こちらの映画、2017年にも「IT/イット “それ”が見えたら、終わり」というタイトルでリメイクされ話題になったのが記憶に新しいかと思います。

その後2019年に主人公たちが大人になり再びペニー・ワイズと対峙する続編「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」も公開されています。

 

文春文庫より翻訳版が出ております。長編作ということで文庫4巻という圧倒的ボリュームです。

映画を見てペニー・ワイズについてもっと知りたくなった人、映画は怖くて見られなかった人にもおすすめです。

 

 

刑務所のリタ・ヘイワース(ショーシャンクの空に

スタンド・バイ・ミー原作である「THE BODY」と同じくスティーブン・キングの中編小説『恐怖の四季』に春の物語として収録されたのが刑務所のリタ・ヘイワースです。

ショーシャンク刑務所の中でよろず屋として過ごしている囚人レッドが新しく収監された無実の囚人アンディと出会うことで様々な奇跡が起きる物語です。

 

1994年に「ショーシャンクの空に(The Shawshank Redemption)」というタイトルで映画化されました。

同時期に公開された「フォレスト・ガンプ」「パルプ・フィクション」らに埋もれて公開当時はあまり評価されていませんでしたが、映画批評家の中では良作と話題になり現在でも愛されている作品です。

 

翻訳版は新潮文庫より出ております。『恐怖の四季』は春夏編・秋冬編に分かれており刑務所のリタ・ヘイワース」は春夏編に収録されています。スタンド・バイ・ミー」が収録された秋冬編と合わせてぜひ。

 

 

グリーンマイル 

1996年に発表された長編小説です。ジャンルはホラーでなくファンタジー小説

死刑囚として送られてきた男には不思議な力があり、彼によって看守たちの人生を大きく変えていく物語です。

 

1999年にトム・ハンクス主演で映画化されました。

3時間半におよぶ長い映画ですが評価は高く、死刑のあり方についても考えさせられる作品となっています。

余談ですがスティーブン・キング作品の映画で私が初めてみたのが今作でした。

デルの電気椅子の執行シーンは結構トラウマものですね……。

 

翻訳版は小学館より上下巻組で刊行されています。

映画では登場しないキャラクターもいますので、グリーンマイルの世界を掘り下げたい方はぜひ。

 

 

 アトランティスのこころ

1999年に発表されたファンタジー小説です。

5つの中短編によって構成されており、それぞれのストーリーが絡み合いながら進行していくものとなっています。

また、同じくスティーブン・キング作品である「ダーク・タワー」シリーズとも関連しておりスティーブン・キング好きにはたまらない作品です。

 

2001年にアンソニー・ホプキンス主演で映画化しています。

ダーク・タワー」関する要素は無くなっており、映画のみでストーリーが完結するようになっています。

原作から多少の改変はあるものの、その出来の良さから原作ファンからも愛されている映画です。

 

翻訳は2002年に新潮文庫から上下巻で出ています。

ホラー要素の少ない名作なので怖い話が苦手な方でも楽しく読めると思います。

 

 

ミスト(霧)

1980年に発表された中編小説「」が原作小説です。

突如街を覆った謎の霧とその中に潜む怪物から逃れるべくスーパーマーケットに籠城するというパニックホラーになっています。 

 

映画化はちょっと遅く2007年です。「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」でもタッグを組んだフランク・ダラボン監督で公開されました。

おおよそは原作通りですが結末が大きく異なり、スティーブン・キング自身もこの改変を称賛しています。

見た人を絶望に叩き落とす衝撃の結末は今なお話題に上るほどです。

 

翻訳についてですが、カービー・マッコーリーが編集したホラー小説集「闇の展覧会」シリーズの「闇の展覧会 霧」にて読むことができます。ハヤカワ文庫より発刊されています。

上でも述べたように原作は映画とはラストが大きく異なり読み味の良いエンディングとなっています。

 

 

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アイキャッチAlexandra ❤️A life without animals is not worth living❤️によるPixabayからの画像

 

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