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SCPの世界をより面白くする要注意団体を簡単紹介

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SCP財団の世界には、財団と同じように超常的なアノマリーを手に入れようとしている団体が多くあります。これらを要注意団体と呼んでいます。

それぞれがSCP財団とは違った目的でアノマリーを収集したりしているのですが、時には財団と手を結んだり、SCPそのものを作り上げる団体もあったりと掘り下げればSCPの世界がもっと面白く感じられるはずです。

 

今回はそんな要注意団体の中でもとりわけメジャーな団体5つを紹介したいと思います。

 

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初心者殺しのSCP-001について簡単紹介 - Cerasus-floris

 

 

*>要注意団体はすごく多い<*

SCP財団の要注意団体のページで登録されている要注意団体は現在33団体あります。

公式に登録されていない団体もおそらくあるので、要注意団体を知るだけでも一苦労です。

全てを理解する必要はありませんが(私も概要がわからない団体はたくさんあります……)

、有名どころを押さえておけばSCPを読むのがもっと楽しくなるはずです。

 

SCP財団HP

 

*>世界オカルト連合<*

The Global Occult Coalitionという団体で、略称ではGOCと呼ばれることが多いです。
数多くある要注意団体の中でも最も登場が多いと思われる団体です。


GOCは自信を超常的な世界の警察であると言っており、超自然的な存在を破壊することを目的としている団体です。
ご存知の通りSCP財団の理念は超常存在を「確保・収容・保護」することに対してGOCはそれらのアノマリーを破壊しようとしているのですから、財団とはしばしば対立しています。

しかし「世界を守る」という目的は同じであるため財団の手に余る危険すぎる存在の前では一時的に手を組むこともあるようです。

「オカルト連合」という名前の通り、世界各国の強力なオカルト組織の集まりであるため、オカルティスト・霊媒師・司祭などのオカルト技術に長けているようです。

 

「世界オカルト連合事件簿」を読む


関連SCP SCP-1609(椅子の残骸)


もともとはオーク材と脱色した革で作られた大きな椅子で、範囲内に座りたいと思う人のところにテレポートするという優しいアノマリーでしたが、先に発見したGOCがこれを破壊。
破壊されたことに怒ったSCP-1609が残骸の釘や木材などで攻撃したため、GOC関係者で何人かの犠牲者がでました。
この事件について財団のシーバーと博士は以下のように述べています。

 

"SCP-1609はGOCの行動手順に内在する瑕疵の完璧な一例であり、危険な物体を収容するという財団の慣習に賛成しないメンバーへの訓話としても役立っている。"

 

こういうことが起きないように、財団では「破壊」ではなく「確保・収容・保護」を謳っているというわけです。

 

SCP-1609を読む

 

*>ワンダーテインメント博士<*

個人なのか組織なのかは不明ですが、子ども向けのおもちゃのような超常的アノマリーを生み出し続けている存在です。

基本的にはそれらで遊ぶことは可能なのですが、一歩間違えば洒落にならないことになる危険なオブジェクトも多いです。

性別や年齢不明なこと、財団との関連が少なからずありそうなことからミステリアスな存在としてとても人気の団体です。

 

ワンダーテインメント博士に関する記事を読む

 

関連SCP リトル・ミスターズ

ワンダーテインメント博士の代表的なSCPといえばリトルミスターズです。

彼らはほとんどが人間を改造した人型実体であり、付けられた名前に応じた異常性を持っています。

体のどこかに「リトル・ミスターズ®の一員、ミスター・●●byワンダーテインメント博士」と刺青や刻印が施されています。

 

リストによると彼らは20体おり、その多くが財団によって収容されています。

リストは下記のように記されています。

 

ワーオ! ワンダーテインメント博士限定版コレクションのリトル・ミスターを見つけたね!

ぜんぶ見つけてミスター・コレクターになっちゃおう!

01. ミスター・カメレオン
02. ミスター・くびなし
03. ミスター・おわらい
04. ミスター・わすれっぽい 
05. ミスター・シャピー
06. ミスター・せっけん
07. ミスター・はらぺこ
08. ミスター・しんちゅう
09. ミスター・あつあつ
10. ミズ・あまあま
11. ミスター・いのち と ミスター・し
12. ミスター・おさかな
13. ミスター・ムーン
14. ミスター・レッド (製造中止)
15. ミスター・おかね
16. ミスター・まいご
17. ■■■■■■■■■■(ミスター・うそっぱち)
18. ミスター・いかれ
19. ミスター・おっかない
20. ミスター・しましま

 

ミスターズはワンダーテインメント博士に勝手に改造されたいわば被害者であり、それぞれの報告書を読むとかわいそうに感じてしまうメンバーもいます。

ミスターズに関するTaleも豊富なので、ご興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

 

SCP-909(ミスター・わすれっぽい)を読む


*>壊れた神の教会<*

 

機械でできているというとある「神」を信仰している団体です。

財団が所有しているいくつかのSCPが「神」の部品であると主張し、しばしば力づくで奪還にくるため財団とは敵対していることが多いです。

機械を集めることで「神」の復活を目論んでおり、彼らの動きには財団も警戒をしています。

 

「壊れた神の教会ハブ」を読む

 

関連SCP SCP-2217 (鎚と鑕)

壊れた神の教会の聖地であるとされるギリシャのとある浜辺です。

この収容をめぐって財団と壊れた神の教会が争うのですが、そこに別の要注意団体サーキック・カルトが襲撃。

財団・壊れた神の教会とサーキック・カルトの壮大な戦いの物語です。

 

SCP-2217を読む

 

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*>蛇の手<*

 

特殊な能力を持つ異能集団です。

小規模ではあるものの、財団のセキュリティを簡単にすり抜けることができるという危険な存在です。

彼らの目的は不明ですが、超常的アノマリーは世の中に広められ共有の知識とされることと思っているため、世間から超常的アノマリーを秘匿しているSCP財団を良くは思ってないようです。

 

「蛇の手」ハブを読む

 

関連SCP SCP-2950(ただの椅子)

表向きは座るととっても快適な何の変哲もないただの椅子ですが、実は「最も多数の人が"こう"と思った姿に形を変える」というKeterクラスのアノマリーだったのです。

この性質に気付いたのが蛇の手の構成であり、収容している財団のトップの一人O5-6と蛇の手の一人、たった二人が本来の性質を理解しているという状態です。

 

→SCP-2950を読む


*>サーキック・カルト<*

サーキシズムという独自の宗教・哲学大系である腫瘍・腐肉・疫病を崇拝しているカルト団体です。

開祖は「崇高なるカルキスト・イオン」と呼ばれる存在で様々なSCPで名前を見ることがあります。

彼らは世界を腐敗と肉に満ちたものに変えるために活動をしており、財団だけでなく他の要注意団体とも相性が悪いです。

 

「サーキック・カルト」ハブを読む

 

関連SCP SCP-2075(肉体を統べる策)

 

白人男性。自身をサーキック・カルトの幹部であると言っている白人男性。

自分の呼気を吸ったものを自らの端末として遠隔操作ができるという異能を持っているのかと思いきや、なんと更に厄介な「実体を持たない生命体」であり堂々と収容違反。

サーキック・カルトの構成員がどれだけ危険であるかよくわかるSCPです。

 

→ SCP-2075を読む


*>番外編:サメ殴りセンター<*

 

サメ殴りセンター、Shark Punching CenterでSPCと略します。

活動内容は「サメを殴ること」ただそれだけです。

明確な目的などは不明で普通のサメだろうが異常を持つサメであろうが所構わず殴ることを信条としています。

 

実はこれ、SCPを「SPC」と間違えてしまう人の多さから生まれたジョークネタだったんです。

しかし実際にこの団体が関わる報告書ができたこともあり晴れて公式の要注意団体に認定されました。

 

*>対抗する組織があるからこそ収容する意義がある<*

 

異常、少ないですが5つ+αの要注意団体についてご紹介いたしました。

異常性アノマリーを財団と取り合う対抗組織があるからこそより財団世界がより深く、面白いものとなっています。

要注意団体も魅力的な人物がいたりそれぞれの主張・方針は大変よく掘り下げられているのでとてもおもしろいです。

要注意団体は他にもたくさんあるのでご興味のある方はぜひご自身で記事と合わせて読んでいただければと思います。

 

アイキャッチぱくたそ

 

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