【SCP】オブジェクトクラスについて簡単に解説
様々な異常存在が収容されているSCP財団。
その報告書は毎日読んでも読みきれなくて、しかも飽きがきませんよね。
今回はまだSCPを読み始めて間もない方、SCPのことをよく知らない方のためにSCPを語る上では欠かせないオブジェクトクラスについてご説明したいと思います。
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*>オブジェクトクラスとは<*
SCP、つまり「特別収容プロトコル」とは異常な存在を収容し保護するためのマニュアルのことです。
異常存在、アノマリーたちはもちろん個々にあった収容方法が必要になります。中にはほっといても大丈夫なやつもいれば、24時間体制で見張っておかなければやばいやつ、そもそも収容しきれないやつなど様々です。
そのため、SCPではそのアノマリーが「どの程度」なのかをだいたい理解できるようにクラス分けをしているのです。
*>Safe<*
読み方はセーフ。その意味の通り、「収容していれば安全」なオブジェクトのことです。収容方法が確立していて、収容さえしていれば永続的に安全が守られるオブジェクトです。
ただし、「きちんと収容できていたら」の話です。
Safeオブジェクトのたとえとして核兵器がよく用いられています。地球を滅ぼしかねない恐ろしい兵器ですが、きちんと管理してしまい込んでいれば安全です。
Safeオブジェクトとは、「使ったり活性化させると危険だけれど、使い方・しまい方が確立できていて安全に取り扱うことが可能」ということなのです。
ただ中には放し飼いにしても安全な本当の意味で安心安全なSCPもいます。
*>Euclid<*
読み方はユークリッド。一般的なオブジェクトクラスSafe・Euclid・Keterの中で一番多いオブジェクトクラスです。
簡単に言えば「Safeほど安全に収容できてないけど、Keterほどやばくもない」という中間の立ち位置です。
本家には「絶対安全に確保できるようになるまではとりあえずEuclidにするよ」的なことが書いてありますね。
自我や知性を持っているアノマリーに関してはその異常性が未知数なため、最低でもEuclidをキープしていることが多いです。
*>Keter<*
読み方はケテル。キーターとも言うらしいです。3種類の中で一番危険度の高いオブジェクトクラスです。
ギリギリなんとか収容している・常に収容違反の危険性がある・そもそも収容できてないといういかにもヤバイというのが特徴です。
その性質上有名だったり人気だったりするSCPが多いですね。
また、1000番以降はSCP自体もより複雑で難しいものもあり、Keterクラスの雰囲気も多少変わってきているようです。
とりあえず、SCPを読む上でKeterクラスを見かけたら「すごくヤバイんだろうなぁ」と思っていただければいいかと思います。
*>Neutralized<*
読み方はニュートラライズド。
壊れてしまったり死んでしまったり消えてしまったりで、異常性が見られなくなったオブジェクトのことを言います。
その報告書にはたいてい「どのように機能が停止してしまったのか」が合わせて書かれています。
終わりがあるという特性上、物語性が強いものが多く個人的には読んでいて楽しい報告書が多いです。
*>Explained<*
読み方はエクスプレインド。
異常性が解明された・そもそも異常性がなかった・収容が不可能なレベルで広まってしまったというオブジェクト。
Neutralizedはオブジェクト自体が機能停止してしまったという扱いなのに対してExplainedはSCP自体はそのままだけど、こちらが認識を改めて収容の必要はないと判断したものになります。
*>Thaumiel*<
読み方はタウミエル。
Keterクラスなどの危険なオブジェクトに対してそれを収容したり無効化したりするために使われることがあるオブジェクトたちのことです。
簡単に言うと財団の切り札ともなる存在のことを言います。
しかしながらこちらもSCPであるがゆえ、使用すると副作用があったりその性質をすべて解明しきれていないこともあることから、使用するのはなるべく避けたいようです。
他にも特殊オブジェクトクラスといって限られたSCPにだけ割り振られるオブジェクトクラスもあったりと、オブジェクトクラスひとつをとってもまだまだ奥が深いのです。
とりあえずは今回紹介した分だけでも知っておけば、よりSCPへの理解がしやすいかと思います。
**オススメ本
私も大ファンでSCP漫画でおなじみの松(A・TYPEcorp.)様のオリジナル漫画となっております!!
ジェイソン(パワー系キラー)・貞子(怨霊系キラー)・ジグソウ(ゲーム系キラー)のようなヴィランズたちがホラー映画あるあるを話あって笑い合うほのぼのコミックです!!
アイキャッチ:https://pixabay.com/ja/